Amazonアレクサで出来る便利なこと5選。ソニーのスマートホームサービスMANOMAを徹底解説。
2018年の10月10日にソニーから発表されたスマートホームサービスの「MANOMA(マノマ)」 今回はMANOMAの機能の一部で利用できるAmazonアレクサに重点をおいて解説をしていきたいと思います。

スマートホームサービスのMANOMAとは?
MANOMAとはソニーからスマートホームサービスというものでサービスのコンセプトとしては
- Security(小さな不安を取り除き平穏安全な過ごし方を提供する)
- Automation(いつもの生活に彩を加え快適な過ごし方を提供する)
- New Lifestyle(日々の手間を省き新しい時間の使い方を提供する)
という3つの要素があるようですが、イメージが湧きづらいと思います。
まず、スマートホームサービスとはご自宅の中で安心・安全さらには快適に過ごすためにあるサービスなのですが、
この記事で具体的にどういったことができるのかMANOMAの提供機器とその機器内に搭載されている人工知能型スピーカー機能の「Amazonアレクサ」でなにができるのかについて解説をしていきます。
MANOMAにはホームセキュリティーが利用できるサービスもあり、セコムやIoT(モノのインターネット)機器のQrioシリーズが利用できたりするのでその点も含め見ていきましょう!
提供機器
不在時に安心して家ナカサービスを利用できるプラットフォーム機能として「MANOMA」という名称でサービスがありますが、具体的な機器とその役割について説明していきます。
- AIホームゲートウェイ
- Amazonアレクサを搭載。アレクサスキルのMANOMAによるサービスコントロール
- スピーカー、マイク機能を搭載
- Bluetooth、Z-Wave Plusに対応
- LTE SIMを挿すことで簡単に自宅でインターネット環境を構築出来る
- 室内コミュニケーションカメラ
- 在宅状況やプライバシー設定に応じたプライバシーレンズカバーの自動開閉
- ソニー製高感度CMOSセンサーを採用。暗所でもクリアにカラー撮影が可能
- スピーカー、マイク機能を搭載。スマートフォンを用いて、自宅の様子を映像で確認しながらリアルタイムに会話ができる
- 人感センサー搭載で、イベント発生時に録画映像を簡単に再生、確認
- 撮影した映像はSDカードに録画、異常を検知した場合にはクラウドに自動的にバックアップ
- Qrio Lock
- 自宅玄関をオートロック化
- ハンズフリー解錠で、両手に荷物があっても解錠できる
- 電池残量は、スマートフォンアプリで確認
- Qrio Smart Tag
- 小型軽量で持ち運びに便利
- 自宅内でボタンを長押しすることで、家族のスマートフォンに呼び出して通知を送信
- 電池残量はスマートフォンアプリで確認
- 開閉センサー
- 日本に多い引き違い窓にもデバイス1組で対応
- Z-Wave Plus搭載で省電力なので、コンパクトな利用を実現
- 電池残量は、スマートフォンアプリで確認
アレクサの設定と利用方法
「OK、Google!」での音声検索、音声操作が一般的でよく耳にするかもしれませんが、Amazonでもアレクサという人工知能型の音声認識サービスがあります。
このAmazonアレクサで利用できる便利な機能を紹介していきます!
便利な機能を利用する前にその設定方法についても解説をしていきます
まず上記でも説明した通り「AIホームゲートウェイ」がスピーカー、マイク機能が搭載されているので音声での認識ができて、AI型の音声認識サービスが搭載されているAmazonアレクサがご利用できます。
そのご利用にあたっての流れを説明するとまず「Amazonアカウント」が必要になってきます。
このAmazonアカウントは電話番号もしくはメールアドレスと8文字以上のパスワードが必要になってきます。セキュリティを高めるためにも英数字の組み合わせをしたり、大文字と小文字も判別するので組み合わせて作成すれば安全でしょう。
その次に「MANOMA」というアプリがスマホから取得できるのでインストールをしておきます。
このMANOMAアプリを起動して初期画面からは「確認コード」とメールアドレスの登録が必要になってきます。
この確認コードはお申込み時に登録をしたメールアドレス宛に届く「【MANOMA】初回アプリ登録のアカウント情報をご確認ください」といった件名のメールの本文に6桁の確認コードが記載されています。
この6桁の確認コードとメールアドレスを入力してパスワードを設定していただき、初期設定は完了です。
初期設定が完了したら画面左上に横線が3つ並んだメニューアイコンがあるのでタップします。
その後「機器の一覧」という項目をタップし、画面が変われば右下の+マークを押すと画面が変わるので、次に「AIホームゲートウェイ」という項目が出てくるのでタップして進むと、AIホームゲートウェイを底面に記載されているSSIDとPWの入力を求められるので入力をするとスマホとAIホームゲートウェイとの設定は完了でWi-Fiの接続が可能です。
Wi-Fiの接続を完了したらAmazonアレクサのAmazonアカウント入力画面が表示されます。
その後にあらかじめ用意をしておいたAmazonアカウントを入力すると認証が完了します。
Amazonアレクサで出来ること5選
「Amazonアレクサ」という言葉を初めて聞いたことが方もいると思うので、そもそもAmazonアレクサが何かというとAmazonから提供されている人工知能型スピーカー機能の名前になります。
そんなアレクサの利用方法は上記にも簡単に触れましたが「Amazonスキル」というアレクサの拡張機能を使えば利用の幅がグッと広がります!!
なのでこのスキルは今も増え続けているのでアレクサで利用できることは本当にさまざまでこれからも出来ることはどんどん増えていきます。
それは踏まえて、アレクサを利用するにあたってのおすすめの機能を紹介していきます。
1.音楽を再生する
例えば音楽を聞くことができる機器といえばウォークマンからiPod、さらにスマートフォンで聞くということが流れになってきています。
そんな音楽を聞くシーンの中でiPhoneをお持ちの方はApple Musicだったり、Androidスマホの方もdocomoのdヒッツや、KDDIとKKBOXjapanが合同で提供しているうたパス、Amazonから提供されているAmazon Music等が多いと思います。
そんな音楽サービスのApple Music、dヒッツ、うたパス、Amazon Music等をアレクサで再生することが可能なのです。
出来ること | 音声コマンド・質問 |
---|---|
音楽を再生する | 「何か音楽をかけて」 「リラックスできる曲をかけて」 「〇〇(歌手名)をかけて」 「××(曲名)をかけて」 「△△(プレイリスト名)をかけて」 「□□(ジャンル名)をかけて」 |
スキルの音楽を再生する (dヒッツ・うたパス) |
「dヒッツ・うたパスで音楽をかけて」 「dヒッツ・うたパスで〇〇(歌手名)をかけて」 |
曲を操作する | 「次の曲をかけて」 「前の曲をかけて」 「一時停止して」 「この曲をリピートして」 「続きから再生して」 ※一時停止のあと、再生してだと新たに曲がかかります。 「停止して」 |
音量を操作する | 「音量をあげて」 「音量をさげて」 「音量を1にして」(0~10の10段階で指定) |
曲の内容を確認する | 「この曲何?」 |
好みを登録する | 「この曲好き」→良い評価を保存する 「この曲嫌い」→悪い評価を保存する |
スリープタイマーの設定 | 「10分後に音楽を止めて」 「スリープタイマーをキャンセルして」 |
マルチルームミュージックの設定 | 「(グループ名)で(楽曲名/アルバム/プレイリスト)をかけて」 |
2.ラジオ・Podcastを聴く
アレクサではラジオを聞くことも可能です。
ラジオを聞くシーンとしては車の運転中だけではなくご自宅の中でも料理をしながらだったり掃除をしながら、ラジオを聞くシーンは多いと思います。
amazonアレクサは元々アメリカのサービスなのでデフォルトで利用できるラジオ機能では日本国内のラジオ放送があまり聞くことができないという難点があります。
そこで日本の株式会社radikoから提供されている「radiko」アプリの追加をしておくと日本のラジオも幅広く聞くことが出来て便利です。
出来ること | 音声コマンド・質問 | |
---|---|---|
radiko | ラジオの再生 | 「radiko」につないで 「radiko」にベイFMを再生して |
停止 | 「停止して」 |
3.ニュースを通知する
こちらも先ほど説明したスマホでMANOMAアプリ設定をした「Amazonアレクサ」から簡単にダウンロードすることが可能で、アレクサの機能を拡張することができるAmazonスキルを利用していただくことで様々なジャンルのニュースを知ることができます。
中には通知機能を持つものもあり、例えば「JR東日本 列車運行情報案内」というアプリでは電車の遅延情報などをあらかじめ通知してくれるので非常に便利です。
出来ること | 音声コマンド・質問 |
---|---|
通知を知る | 「通知はなに?」 |
情報をまとめて入手する | 「何かある?」 |
4.自宅の家電を制御する
アレクサは様々なスマート家電と対応をしており、例えばエアコンの温度を声で操作することが出来たり、ベッドに横になり寝る前に「電気を消して」と話すだけで照明が消えたりと非常に便利です!
このスマート家電として連携できる家電は本当にたくさんあります。
既存の自宅の家電がスマート家電でなくても、最近ではスマホのアプリと遠隔操作できるリモコンの設定ができればスマート家電化させることが出来るので例としては様々です。
出来ること | 音声コマンド・質問 |
---|---|
家電を操作する | 「コーヒーメーカーをONにして」 「ルンバをONにして」 「キッチンのライトをつけて」 「テレビをつけて」 |
5.Amazonでお買い物をする
アレクサでは当たり前ですがAmazonが開発しているAIアシスタントサービスなので、ショッピングサイトのAmazonでお買い物をすることも可能です。
だ注文をするのは声のみになるで、スクリーン画面がないAIホームゲートウェイでは商品のイメージを目で確認することが出来ないため今まで購入したことのないイメージが出来ない商品の注文は不向きです。
なので日用品など過去に購入したどういう商品か口頭だけでもイメージができる商品を中心に利用すればいいでしょう。
た
出来ること | 音声コマンド・質問 |
---|---|
商品を購入する | 「電池を買いたい」 次のアクション
※購入するかしないか聞かれます |
商品の再購入 | 「電池をもう一度注文します」 |
カートに追加 | 「〇〇をカートに追加」 |
注文のキャンセル | 「注文をキャンセルして」 |
配送状況を確認する | 「注文の配送状況を確認して」 「注文した商品はどこ」 |
アレクサのスキル(アプリ)を紹介
おすすめの5選の出来ることを例を交えてご紹介させていただきましたが、そのほとんどがデフォルトで利用できる機能ということではなく、アレクサの追加機能のスキル(アプリ)が必要となってきます。
スマホでいうアプリのようなもので例えばラジオを聞くときのradikoだったり、ニュースを知るときのYahoo!ニュースです。
Amazonの公式サイトから2018年のアレクサスキルのランキングを紹介します。
- 1位 radiko.jp
(現在地の近くから放送しているラジオ局の番組を聴くことができるサービス) - 2位 ピカチュウトーク
(ポケモン公式スキル。「アレクサ、ピカチュウを呼んで」と話しかけると、ピカチュウと会話ができます) - 3位 じゃんけん
(自分でグー・チョキ・パーと話しかけると、後だしじゃんけんっぽくなりますがじゃんけんで遊べます)
https://www.amazon.co.jp/b?ie=UTF8&node=5736230051よりランキング参照
まとめ
MANOMAサービスの機器説明から今回は特に標準実装されているAmazonアレクサについて中心に解説をしていきました。
記事にしてみましたがアレクサでできることの幅が非常に広くてスキルの数も日本では2018年の10月の時点で1,500個以上ありますが、アメリカではなんと30,000個以上もあるようです!!
スマート家電はもちろんなのですが、元々ネット機能がない家電でも遠赤外線信号を読み取るスマートリモコンという機器があります。
このスマートリモコンをアレクサスキルと連係ができればご自宅で話すだけで室内の家電を操作することが出来ます。
このように本当にいろんなシチュエーションでAIホームスピーカーはこれから活躍していくものだと思います。
今回お伝えしたのがMANOMAというソニーからの新しいサービスだったのですが、Wi-Fiが自宅で利用できて、セキュリティサービスもあり契約の月額料金は同じです。
ご自宅に一台あれば十分すぎるパフォーマンスを実現してくれるでしょう!
※出来る限り細かな精査を行っていますが、最新情報と本文中の記述に差異が生じている可能性もございますのでご留意下さい。
「MANOMA」の関連記事もチェック
「MANOMA」をご検討中の方へ
MANOMA(マノマ)のお申込みの際は公式サイトからの申し込みがおすすめです。
MANOMA(マノマ)の申し込みの際、できるだけお得に利用したいのに

- MANOMAがよくわからない
- 月額の料金がわかりづらい
- 問い合わせだけはなんか申し訳ない
などいろいろと不安で迷ってしまいますよね。
そんな方におすすめ
公式サイトにはチャットサポートがあるため、電話はかけにくいという方にはチャットサポートはロボットではなくオペレーターが対応してくれます。
そのため定型文の回答ではないため、なにを聞いても回答してくれます。
気になる方は一度問い合わせてみてもいいかもしれませんね。