ソフトバンクのおうち電話について徹底解説。気になる料金とサービスは。
ソフトバンク社が提供する「おうちのでんわ」は、固定のインターネット回線がなくても、NTTのアナログ電話より固定電話が安く使えるというサービスになっています。 おうちのでんわの料金や申込方法、設置方法など基本から徹底解説していきます。

おうちのでんわのサービス内容について
「おうちのでんわ」はでんわユニットと固定電話機をつなげるだけで、電話代金がお得に利用できるというソフトバンクのサービスです。
通常、NTTの固定電話や光回線を利用した光電話を利用する際にはインターネットの開通工事が必要なのですが、「おうちのでんわ」はでんわユニットという機器を購入して、利用申し込みをするだけで使いはじめられる手軽なサービスです。
おうちのでんわはインターネット回線がなくても利用できる
おうちのでんわは固定電話だけで利用ができ、インターネット回線の申し込みの必要がありません。
「でんわユニット」があれば固定電話を利用でき、料金面もNTTのアナログ電話より割安で利用できます。
もともと固定電話を利用しておらず、新たに固定電話を利用したいという方でも、おうちのでんわ申し込みの際に新しい電話番号も発行ができるようになっています。
そのため、「インターネットは必要ないけど固定電話が欲しい」、「できるだけ費用を抑えたい」という方におススメのサービスとなっています。
アナログ電話からの番号引継ぎもできる
アナログ電話を使っていて、おうちのでんわに切り替えを検討している人は、今使っている電話番号がそのまま引き継げるのかどうか気になると思います。
結論としては、加入権を持っていれば電話番号の引継ぎが出来ます。「加入権を持っていたのか分からない」という方は、NTT東日本/NTT西日本に電話で確認をすれば教えてくれます。
同じ番号をそのまま継続出来て利用料が安くなるのでコストを抑えたい方にはメリットの大きいサービスとなります。
基本料金について
「おうちのでんわ」単独 | ソフトバンク/ワイモバイル携帯電話/ソフトバンクエアーとセットの申し込み | |
---|---|---|
月額 | 980円 | 980円 |
でんわまとめて割 | – | △480円 |
でんわユニット割賦 | 465円×36ヵ月 | 465円×36ヵ月 |
月々割 | △465円×36ヵ月 | △465円×36ヵ月 |
毎月の支払合計 | 980円 | 500円 |
SoftBankの端末を利用せず、おうちのでんわ単独で利用する際の、おうちのでんわの基本料金ですが、基本料金は980円となっています。
NTTの加入電話の基本料金が1,600円なので、おうちのでんわの方が620円お得に利用できます。
通話をする際の料金も市外局番は関係なく、全国一律7.99円なので、NTTアナログ電話より少し安くなっています。
また、おうちのでんわやBBフォン、ホワイト光電話宛の通話料金が無料で使えたり、SoftBank携帯宛の電話もホワイトコール24への申し込みがあれば無料です。
特定の番号にかけることが多い方にとっては、うまく利用すれば、通話料金を抑えることができますね。
おうち電話のオプション
おうちでんわには基本料のほかに下記のオプションが利用できます。
オプション名 | 金額 | 詳細 |
---|---|---|
番号表示 | 400円 | かけてきた相手の電話番号が確認できます。 |
キャッチ電話 | 300円 | 通話中にかかってきた電話を受けられます。 |
着信転送 | 500円 | かかってきた電話を、設定していた電話番号へ転送できます。 |
番号通知リクエスト | 200円 | 非通知でかかってきた際に、自動音声で対応します。 |
ソフトバンクエアーなどの利用がなく、おうちのでんわ単独だと、オプション料金は通常価格となりますが、次にご紹介するソフトバンクエアーと一緒に利用されれば、オプション料金も安くなります。
ソフトバンクAirとのセット時の料金
基本料や通話料がお得になる、おうちのでんわですが、ソフトバンクエアーとセットで利用するとさらに基本料がお得になります。
通常だと980円の基本料金ですが、ソフトバンクエアーとセットで利用すると基本料金が500円に変わります。
また、500円の基本料金にプラス280円でオプションサービスを2つ選べるのでソフトバンクエアーとセットなら、基本料もオプション料金もお得になります。
初期費用
おうちのでんわの初期費用は、大きく2パターンに分かれます。
- ①新しい電話番号を発行する場合
- 契約事務手数料800円と番号利用登録料1,000円の合計1,800円の初期費用がかかります。
- ②今の番号をそのまま利用する場合
- 契約事務手数料800円と番号利用登録料1,000円にプラスで番号継続登録料2,000円
新しい電話番号を発行する | 今の番号をそのまま利用する | |
---|---|---|
契約事務手数料 | 800円 | 800円 |
番号利用登録料 | 1,000円 | 1,000円 |
番号継続登録料 | 0円 | 2,000円 |
合計 | 1,800円 | 3,800円 |
NTT加入電話をおうちでんわに切り替える際、加入電話の休止手続きが必要になるケースもあります。
その際は、プラスで2,000円の休止費用がNTT東西から請求されることもあります。
キャンペーン適用で初期費用を0円に?
申込内容によっては、キャンペーン適用ができるため初期費用1,800円を0円に抑える方法もあります。
「まとめてスタートキャンペーン」というキャンペーンがあり、申し込むと契約事務手数料と番号登録料が0円になります。
新しい番号を発行する場合は0円でおうちのでんわを使い始められます。
電話番号継続利用の際でも2,000円の番号継続登録料だけになるので、是非申し込みたいキャンペーンですね!
電話まとめて割を適用する方法
おうちのでんわの利用料金が発生する月の末日までに、でんわまとめて割の申込が必要となります。
でんわまとめて割は、おうちのでんわの月額基本料金のほかに、2つのオプションを選んで申し込むと適用されます。
でんわまとめて割を適用すると、オプション代金が280円に変わるので、月額料金780円でおうちのでんわが利用できます。
オプションをつけるので、基本料金は上がりますが、もともとオプションの利用を検討している方は申し込んだ方がお得です。
おうちのでんわの設定方法について
おうちのでんわの契約方法はとても簡単です。SoftBankショップもしくはweb販売窓口から申し込むことできます。設定方法もシンプルで3ステップで完結します。







電話番号を引き継ぐ場合は、電話ユニットの電源を入れると、SMSで作業開始の連絡が入ります。
その後電話機と電話ユニットを接続すると、SMSで開通完了の連絡が届きます。すべてのランプが点灯したら利用開始になります。
おうちのでんわ注意点
アナログ電話や他社IP電話と違い、おうちのでんわでは利用できないサービスもあります。
ガスの安心システム、ホームエレベーター、ホームテレホン、緊急通報システム、ホームセキュリティ、ドアホンなどについては、利用できなくなります。
特に注意すべき点としては、セコムなどのホームセキュリティで自動通報の設定をしていた場合は、設定も引き継げないという事です。
地下や高層階では、提供エリア内に入っていたとしても使えなくなることがあるという点です。
おうちのでんわはLTE通信を利用するため地下や高層階は電波が届きにくくなってしまうためです。
上記の利用に当てはまらない方は、おうちのでんわを利用しても問題ないでしょう。特に、念のため固定電話を置いておこうという方なら、月額500円~980円で利用できる点は魅力ではないでしょうか。利用を迷っているのなら、一度窓口で相談をおすすめします。
※出来る限り細かな精査を行っていますが、最新情報と本文中の記述に差異が生じている可能性もございますのでご留意下さい。
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